初のオリジナル個人誌が完成するのに9年かかった話

モドリの樹 写真 雑記
起きたらそこは…真っ白な空間だった

最近、サバ缶にパワーを貰っている、たけもちデス!

プロフィールにも記載してますが、私は計画を立てて動くことの出来ない人間でした。

根拠もないのに「出来る!」と思って見切り発車してしまって、行倒れる…。

そんなパターンを繰り返しては、間に合わないうちに期日が過ぎ、しかも、その途端にモチベーションが落ちて、次のやりたいことに気持ちが移り、中途半端な作品が積み上がっていく…。 

まさに悪循環を繰り返していました。

(後に脳のクセが影響しているということの診断が出るのですが…)

そんな中でも、これは仕上げたいと、今回の記事のタイトルにもしている9年もかかって発行した本がこちら

モドリの樹 写真
起きたらそこは…真っ白な空間だった

『モドリの樹』

です。

内容については、後日FANBOXのご支援者向けでupする予定ですので、ご縁ありましたら覗いてみて下さい!

今見ると恥ずかしくて(特に絵が!)全体公開するのは超絶羞恥プレイなので…!

なんで9年もかかったの?

…ってことなのですが、まず、描き始めたのが高校生の頃でした。

卒業直後に個展を開催するのですが、そのときに原稿を展示出来たらいいなと思っていました。

本として発行するお知らせも出して、希望者さんから代金も頂いていました…。

「必ず作る…!」

と、心に決めましたが、高校卒業後はすぐに神奈川に出て、新聞奨学生として働きながら専門学校に通います。

時間が作れない…。

そして、専門学校入学してまもなく、実家を手放さないといけなくなる…、

次の年には両親離婚…。

漫画家になって、稼いで家族を豊かにしたいと思っていたので、

守りたいものがどんどん手から溢れて…、

何のために漫画描いてるのか、好きなのかどうかもわからなくなったりしてました…。

稼ぐ力が欲しかったし、家族に自分をあてにして欲しかったんです。

みんなで問題を一緒に悩みたかった。

「お金ない、お金ない」

という祖母のぼやきを聞くことが辛かった。

新聞配達では、原動機付自転車(原チャリ)を使って配達してたのですが、

専門学校に通っていた2年間のうちに5回も事故に遭うし、

新聞販売所の所長の逆鱗に触れたみたいで、給与を支給されない月が数ヶ月あったりとか…

なんだか散々でした…💦

中途半端を積み上げてきた自分は、どこかで自分には何も出来ない…、ダメな自分を望んでる誰かがいる…、ダメでなけれならない…、目標を作っても達成出来なかったら蔑まれる…、

そんな不安と恐怖でいっぱいで、前に進めない見えない圧力みたいなのもどこかで感じていました。

何かがブロックになっている。

どこかでそれを感じていました。

抽象的な表現にはなりますが、それが、作品を描き上げるまでに9年かかったことの要因でもあるんだろうなと思います。

本を購入してくれると予約して下さった方には、返金対応させて頂き、仕上がったら無料でお渡しします…ということを手紙で出させて頂き、9年後にようやくそれを果たしたのでした。

今思えば、仕事にも学校にも時間をとられるのが嫌で、漫画に集中したかったというフラストレーションがそのときから溜まっていたように思います。

親にお金を出して貰って学校に通って、授業後も遊びに行く話をしている同級生が心底羨ましかったのを覚えています。

心の問題が複雑に絡み合って動きを悪くしていたなと、思い出すとだいぶ感じます。

本がやっと発行出来て、当時予約してくださった方にお渡し出来て、感想を貰えたのが嬉しかったです。

なかには住所が変わっていて、返送されてきたものもありました。

9年も経っていたので、しょうがないですよね。

そんな感じで、精神的にも時間的にも忙しく、専門学校の課題もこなすことが困難でした。

事情を知ってた講師陣は、大目に見て下さった方もいて、完成原稿で提出のところをネームで見て下さったりして頂きました。

それでも、中途半端なものがあると、今後何かに挑戦しようとも、自分自身が

「また達成出来ないまま中途半端に終わるのではないか?」

という心配や不安に囲まれてしまって、希望が持てないのでした。

もうそんなのは嫌だった。

色々企画してやりたいこともあるし、それには1人では難しく他者の協力が必要なことも出てくるだろうなと思ったら、責任者として、途中で諦めるわけにはいかないだろうし、中途半端な状態で、誰が応援してくれるだろう?そう思ったのです。

応援して貰えるような人になりたいな。

ひとつひとつゆっくりでも達成していきたい。

そう思い、当時完成出来なかった課題に今でも向かって、少しずつ完成させてきました。

辛くなる度に作家の畑正憲さん(ムツゴロウさん)が、作家業に専念したいと思ったけど、ムツゴロウ王国での借金があって、それを全て払い終えてからペンをとったという話に励まされていました。

また、「何か始めるときは、中途半端なものがないほうがいい」

という本田健さんの著書の中にあった言葉(どの本か探せなくて、一字一句正確には覚えていないのですが💦)も心に引っかかっていて、可能な限りスッキリさせたいと思っています。

日本の仕組みが煩わしいことを蓄積しやすいところもあるのではないかなというのも肌で感じているのですが…💦

そう思うと、今時間を頂けていることが本当に有り難いです。

少しでも活かしたいなと思っています。

焦って動いても、きっと悪循環の繰り返しになると思うのです。

それは避けたいし、何にもならないです。

…ってわかっても、焦ることは多いのですが💦

今は止まっているか進んでいるのかもわかりませんが、確実に希望とするものに近付きたいと、そう思って、無理なく、責めすぎず、やっていきたいと思います。

ここまで読んで下さっていたら、長々お付き合い頂きましてありがとうございます!

良いようにしていきたいですね★

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